光明真言道標

南佐津間10

光明真言道標(こうみょうしんごんどうひょう)

光明真言道標の画像

  北部公民館から宝泉院に向かう路傍に所在する。密教の呪文である24字の梵字(古代インドの文字)からなる光明真言を円形に連ね、中央に大日真言(すべての功徳を得るため唱えられるもの。翻訳せず原語のままで唱えられるため梵字で書かれている。)を配している。また、鮮魚道の道標を兼ねており、正面に「木おろし 成田山道」、右側に「松戸 江戸道」、左側に「粟野 ふなばし道」とある。文久4年(1864)の造立である。
 なお、鮮魚道は我孫子の布佐から松戸を結んだ道である。銚子で水揚された魚を江戸まで運ぶルートにあたるためそう呼ばれた。

地図情報

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