安永5年(1776)、鎌ケ谷宿の大国屋(福田)文右衛門が、祖先の供養のために、江戸神田の鋳物師に鋳造させたもの。高さ1.8mの釈迦如来座像です。開眼供養には僧侶50人あまりを請じ、江戸の高級料理屋八百膳で300人前の料理を用意し、当時「つぼに白金、お平にゃ黄金、皿にゃ小判でとどめ刺す」と唄い囃されたと豪勢な様子が伝えられ、鎌ケ谷宿の盛時の有り様がうかがえる文化財です。
本市の梨生産は産地としてもその歴史は古く、さかのぼること江戸時代の末から、栽培が始められています。販路についても早くから市場出荷のほか、直売・宅配便の利用が盛んで、なかでも果樹園などでは観光農園としても、県内外から人気を呼んでいます。千葉県の梨は、産出額や栽培面積において全国第1位です。本市における梨の収穫量と産出額は長い間、県内第2位で、平成18年以降は第3位となりましたが、常に県内でも上位を占めています。
市民のスポーツに対する夢と情熱をはぐくみ、「生涯スポーツ都市」のシンボル的所在として「日本ハムファイターズタウン鎌ケ谷」が平成9年にオープンしました。ファイターズタウン鎌ケ谷は、プロ野球の北海道日本ハムファイターズファームの拠点として、選手の育成・練習、イースタンリーグの公式戦のほか少年野球教室等が開催されています。