国史跡コース

スタート

1.新鎌ケ谷駅・西口 

所在地 鎌ケ谷市新鎌ケ谷1丁目

 

徒歩11分

2.大込土手(鎌ケ谷総合病院駐車場) 

小金中野牧跡の一部。国史跡下総小金中野牧跡(捕込)の前に空間(大込)を作る土手として造られた。年に1度、牧内の野馬を集めて選別する「野馬捕り」の際には、いったん大込に野馬を集め、大込から徐々に捕込に移して選別作業が行なわれた。

大込土手

徒歩4分

3.国史跡下総小金中野牧跡・捕込 

下総小金中野牧跡の画像

江戸幕府が軍馬需要をまかなうため、直轄して設置した小金牧の1つの中野牧の遺構である。捕込は、野馬を追い込み、捕らえて選別する施設である。捕えられた野馬のうち、三歳馬は乗用に養成されたり、周辺の住民の労働力を荷うものとして払い下げられた。それ以外の馬は再び野に放されたが、この年に生まれた当歳馬については他の牧の馬と区別するための焼印が尻に押された。焼印は牧ごとに印が決まっており、中野牧は千鳥の印であった。なお、野馬の売払い金は少ないながらも幕府の安定した収入となった。年に1回行われた野馬捕りでここに野馬を追い込むのは、周囲の村々から集められた勢子の仕事であった。野馬捕りの様子は勇壮だったようで、江戸からも多くの見物客が訪れる重要な年中行事であった。中野牧の捕込は小金牧の中で、唯一現存しているもので、元は三つあった区画のうちの一区画がそのまま残っている。

江戸幕府の軍事力を支えた軍馬生産を知る上で重要であることから、平成19年2月6日に国史跡に指定された。

所在地 鎌ケ谷市新東中沢2-1

 

徒歩4分

4.貝柄山公園・野馬の親子像 

 水鳥の泳ぐ池のまわりは、四季の変化を楽しみながらのお散歩コースに絶好です。
休日の多目的広場には、家族連れがいっぱい。

所在地 鎌ケ谷市初富本町2-1474

 

貝柄山公園

徒歩10分

5.初富稲荷神社 

小金中野牧の開墾が始まった明治2年に、京都の伏見稲荷を勧請して鎮守とした神社。開墾地の名前は、開墾の順番と縁起のいい言葉を組み合わせて付けられた。「初富」はその1番目の名称である。

所在地 鎌ケ谷市初富本町1丁目5−33

 

徒歩23分

6.国史跡下総小金中野牧跡 野馬土手(初富小学校) 

江戸幕府は、軍馬を確保するため下総地方に小金牧・佐倉牧を設置した。市域の台地上のほとんどは小金五牧のうちの中野牧に属した。牧では最盛期には1,000頭もの野馬が野放し飼いにされ、通常は餌などが与えられないため、野馬が村に入り畑の作物を食い荒らすこともあった。そのため、村人は野馬が入ってこないように村と牧との境に野馬除けの土手を築いた。また野馬を水呑み場や捕込へ効率的に誘導するための土手(勢子土手という)が築かれた。これらを合わせて野馬土手とよぶ。なお、勢子土手は幕府の手当てにより作られたが、野馬除土手の築造、補修はすべて村の負担で行われたという。かつて野馬土手は市内各所に所在していたが、開発等に伴い年々減少してきている。そこで、永く保護・保存するためにこの初富小学校校庭横に所在する野馬土手は捕込と共に国史跡に指定された。この野馬土手は勢子土手と呼ばれる種類の野馬土手である。

平成19年2月6日 指定(国史跡)

所在地 鎌ケ谷市東初富1-20

 

下総小金中野牧跡(野馬土手)の画像

徒歩19分

7.市民体育館・野馬土手 

コース情報